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誰だったか忘れましたが、年配の男性作家が「現代日本人の謎な部分」について語っていました。
いわく「最近の日本人は、病んでもいないのに癒されたがる奴が多い」。

今ではナントカのひとつ覚えみたいに用いられる「癒し」という言葉ですが、一体いつ頃からこれほど多用されるようになったんでしたっけ?
それはメディアが「万能のキラーワード」といった風に認識したからなのか、はたまた日本国民が事あるごとに「癒されたい」と願うくらいヤバい状況にあるからなのか。
いずれにせよ、冒頭のオジサンの指摘には同意する部分が多いのです。

そして俺はどうなのかといえば、「癒し」というほどのものは欲していませんね。
でもまぁ、「潤い」だったら欲しいかな、と。
薬剤注射をするまでのことはないが、スポーツドリンクくらいは飲みたいかな、と。

よくよく考えると、「癒しが欲しい」とか「癒されたい」とか言ってる人たちも、詳しく聞いたら「潤いたい」程度のものなのかもしれません。
ヒーリングを要するほどの病人とかがそんなに大量にいるとも思えないしね。
メディアの連中がちゃんと意味を考えもしないまま「癒し、癒し」と大盤振る舞いするせいで、その言葉が独り歩きしてしまったんじゃないかな。

俺がこれから作ろうとしている場所は、あくまでも「潤いの供給場所」にしたいと思います。
お医者じゃないので、とてもじゃないけど「癒し」とかは提供できません。
でも、喉を潤す水分くらいなら出せると思う。
マラソンの「給水所」みたいな感じで、ね。

これを読んでるあなたも、もしも渇きを感じたら気軽にお越しください。
癒しが必要なほど弱ってる方は、どこか適当な病院へどうぞ。

モノクロ423見本表紙

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