なんでクーラーをかけるのか?

人はどうしてクーラーを使うのか? 「夏だから」と答えた方は意識を改めたほうがよろしいでしょう。僕のばあいは「暑いから」クーラーを使っています。「夏だから」と「暑いから」を「=」にしてしまう方は思考が硬直しておりますゾ。いや、べつに一休さんじゃないから、トンチであなたを負かそうとしているわけじゃないんです。夏であっても「冷房を必要としないくらい暑くない日」というのはあるわけだから、そういう日には僕は「NOクーラーDAY」にしている、というだけの話。

でも、色んな人に話を聞いてみると、やっぱり「夏だから」派が多いんですねェ~。休みの日だとかは、朝起きると外気温を確認することもなく習慣的にクーラーをONに、という方が。その結果、不要な電気が大量に必要となり、エネルギー問題がますますひっ迫する。・・・え? そんなのオーバーだ、と? いやいや、こうしたことの積み重ねが大事なんですヨ。

震災直後の「節電フィーバー期」には、使わなくちゃいけない人が我慢して使わなかったせいで亡くなったりしたけれども、それもナンセンス。使うべき時にはちゃんと使わないといけません。僕の場合、自宅が鉄筋マンションで事務所(野ばら)が木造アパートだから違いがハッキリわかるんだけど、風が通り抜けるアパートだと涼しい日でも、密閉性が悪くて鉄筋コンクリートが熱を蓄えてしまうマンションだとモワーッと暑い。戦後の住宅政策はビルやマンションを増やす方向で進められてきたけど、ここらでちょっと考え直さないとイカンのでは、と個人的には思っています。

クーラーはおろか、扇風機すらも使わないような家で生まれ育ったせいか、冷房機器を使うことにはいまだに背徳感すらおぼえてしまう僕。けれどもマンション住まいだとクーラーなしでは死んでしまう危険があって、そこのところがジレンマなのです。なるべく早く東京を出て、風が良く通る縁側つきの家で暮らしたいと思っているんだけど、そのためには『薔薇族』の購読者を増やさないとなァ~。

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