一度は選挙ボランティアをやろう

先日、とある団塊世代の男性に、選挙ボランティアをした際に見聞きしたサムすぎる状況について話した際、「でも選挙なんてそんなモンでしょう」と云われてフリーズしてしまった。戦後生まれの中でも最もソッチ方面に対して(良くも悪くも)アツい世代のはずなのにねェ・・・。

それは、あるいは「期待して動いたが裏切られ続けて絶望してしまった」結果のコトバなのかも知れない。そう考えると同情の余地もあるのだけれども。

逆にその子ども世代になると、今度は「フワフワした想いで政治を捉える」という傾向が強い気がする。「イベントの時に話したら、とっても優しい態度で接してくれたから」なんていう理由で候補者の応援をしている人がいたが、「え~~~~、そんな理由にならない理由で決めちゃうの~~~~!?」という感じなのだ。たかだか数時間のイベントの間くらいだったら、鬼のように無愛想なワシですらソレナリに愛想よくできるっつーの。

国政であれ地方であれ、立候補者というのは「富士山」みたいなモンだ、と僕は昔から云っている。遠目で見るぶんには絵のように美しいが、近くに寄ってよくよく見ると・・・。

だから僕は、若者たちは皆一度くらいは選挙ボランティアをしといたほうがいいと思うのだ。冷静な目で選挙の裏側をキチンと見ておけば、甘言にだまされることも減るだろうし、漠然とした「選挙(政治)アレルギー」も解消されるかもしれない。

あまりのヒドさにぶったまげて参政意識が高まったらしめたモンだし、そこから真の意味での「政治家」が生まれたら儲けモンであるしネ。

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