「男の美学」は「政治の場」以外でお願いします。

2013年も間もなく終わろうとしているが、ギリギリになってまた新たな外交関連のバタバタが起こり(・・・というか、特定個人によって起こされてしまい)、2014年もまた様々な波瀾と迷走が予想される(ため息)。

僕は、国内問題というのは基本的に「外圧を受けるべきではない」と思っているのだが、それには前提として「もうこれ以上はできないというレヴェルまでの説明責任を果たす」という条件が不可欠となってくる。しかし日本の政府はそれを果たさず、海外ばかりか自国民までも呆気にとられるほどに説明を省き、いきなりトッピな行動に出てしまうのである。

たいていの問題はキチンと説明努力をしていけば、いくらかなりとも理解者や賛同者が増えるはずなのだが、それが果たされないもんだから逆に敵対者や反発者を増やす一方である。このあたりには「日本の男ジェンダー」というのが色濃く反映されていて、つまり「細かいことをグダグダ云うのは男らしくない! 行動したら後は黙って、女々しく弁解なんかすんな!」というダンディズムを伝承しているのである。

個人的に「男にはフォローなんか要らん! やりっぱなしが美しいのだ」という美学を追求するのは勝手だが、かりにも国の将来を背負っている立場の人間が「国民すべてを道連れにして個人的な美意識に殉ずる」なんてのは勘弁してほしいトコロである。「男の美学」はパブリックではなく、プライヴェートの場で発揮してもらいたいと思います。

毎週末「読者茶論」をオープン中
詳細情報はこちらから

『薔薇族』最新409号発売中
お求めはこちらから

年間定期購読もよろしくお願いします
お申し込みはこちらから

都内の『薔薇族』委託店・新宿二丁目/新宿御苑すぐ前「模索舎」
MAPはこちら