僕は自分の「ウカツさ」を愛する

自慢じゃないが、僕はかなりウカツな人間である。最近の例だと、「初対面の待ち合わせ相手に『目印として帽子をかぶっていきます』と自ら指定したにもかかわらず、肝心の『目印である帽子』をかぶり忘れていく」ということがあった。待ち合わせ場所の前に着いたところでそのことに気付いた時には、自らのウカツさに思わず笑ってしまったが、まァそれが自分なんだから悔やんだって仕方ない。

ウカツさというのは誰にでも大なり小なりあるものだが、主として「嫌われ」、そして「憎まれる」傾向が強い。業務をいちじるしく停滞させてしまう種類の特性だから「仕方ない」といやァ「仕方ない」のだけれども、しかしウカツさだって「自分の一部」であることに変わりはない。だから僕は「僕は自分のウカツさを愛する」ことにしているのだ。他人が愛してくれないのなら、もう自分で愛してやりしかないではないの。ねェ?

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