だから「人権」は難しい

アメリカで、イジメられている学生が、その一部始終を「証拠物件」としてコッソリ録音して学校に提出したら、校長から「盗聴は犯罪だ」と云われ、しまいには「有罪」になってしまった・・・という事件があったそうな。イジメられっ子の「人権」を守ろうとしての行為が、イジメっ子たちの「人権」を蹂躙してしまった、というわけである。

感情論で云えば「イジメてる側の人権なんて守る必要ナシ! この校長がオカシイ!!」というトコロかも知れないが、しかし理屈的に云えば確かにことであっても、「犯罪者だろうが悪党だろうが人権は守られるべき」なのだ。間尺に合わない感じは強いが、しかしそれが「理」というものなのである。

まこと「人権」というのは難しいもので、複数の人間がいて、その全員の人権を守ろうとすれば、必ずどこかで「ぶつかり合う」ことになる。無邪気に人権、人権と口にしている人も世の中にはいるが、安易に扱っているとどこかで痛い目に遭うかもヨ?

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