私はそれを「個性」と呼ぶ

「障害は個性だ」という云い方があるが、僕から見ると「個性は障害だ」と云ったほうがシックリくる感じである。「子どもを個性的に育てたい」と口にする親は数多いが、そういう人種は「個性」と「特技」を勘違いしている。個性とは「体の奥からにじみ出てくるもの」で「消そうとしても消せない」という・・・言い換えれば「悪癖」に近いものなのだ。

僕にも悪癖の1つや2つ、いや5つや6つ、いやいや20や30は備わっているが、それについて特に悲観したりはしない。だってそれらは全部、僕の「個性」なんだから。ただ、そういう部分を嫌う人というのは少なからずいるから、「個性を発揮していきたい」と考えている人は「みんなから好かれたい」というようなことは考えないほうが無難である。「好いてくれる相手だけが残ればいい」と割り切りながら人間関係を構築していけば、「個性豊か」な人間であってもそれなりに楽しく過ごせるのである。

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