まだ経験はないけれど

カタギの衆には関係がない話だけれど、この世には「古本界」という名の人外魔境があって、そこで伝わる都市伝説のひとつに「均一棚の恐怖」というのがある。「ずっと探していた本にン万円の高値がついていた。買おうか買うまいか悩みに悩んだ末、清水の舞台から飛び降りたつもりで買ったら、数日後、同じ本を別の店の『100円均一棚』で発見して愕然となる」って話だ。

古書店Aで買った本が古書店Bで激安で売られていてガクッとなる・・・という経験は僕にもあるが、こちらの金額差はせいぜい1000円程度のモンである。だが、それだって「やられたァ~~ッ」という落胆感は結構なレヴェルで、数時間は落ち込んでしまうのだ。もしも都市伝説クラスの怖い話になんか遭遇したら、数日間は寝込んでしまいそうである。

古本買いはバクチであるから、つまり「勝負は時の運」だ。だから、大きな勝負に出たら大きな敗けを食らうことだって当然あるわけだが・・・できれば「伝説上の人物」の一員にだけは加わりたくないよなァ。

毎週末「読者茶論」をオープン中
詳細情報はこちらから

『薔薇族』最新411号発売中
お求めはこちらから

年間定期購読もよろしくお願いします
お申し込みはこちらから

都内の『薔薇族』委託店・新宿二丁目/新宿御苑すぐ前「模索舎」
MAPはこちら