「異常」なのが「正常」か?

24日午後、「東京・三鷹市の一部区域」のみにモーレツに降り注いだという大粒の「ひょう」。僕も中学生の頃、チャリ走行中に遭遇して「イテテテ・・・」となった経験があるのだが、今回のケースのように「あたり一面に降り積もった」ワケではなかった。それに、いかに劣化しているとはいえ「プラスチック樹脂製の屋根を破砕する」というのは尋常ではなく、月並みな表現だが「異常気象」というコトバが脳裏に浮かんだ。

ヒートアイランド現象の副産物である「ゲリラ豪雨」というのは、もはや「夏の季語」として認められても良いのではないかと思える位に定着している。つまり、昔だったら「異常気象」と呼ばれていたものが現代の「正常気象」になっているというわけだ。なんだかヤヤコシイが、そう捉えていかないと現状には対応できないだろう。

東京の「大量降雨クライシス」については、もう20年ほども昔の段階ですでに、下水道事情に詳しい友人から「ヤバイぜ」という話を聞いているのだが、昨今の状況を見ると、危機感はますます高まっていることだろうと思う。むろん、20年の間には「受け入れ側の改善」もソレナリになされているだろう(と信じたい)が、しかし「自然が本気になれば、人間の作った防衛ラインは容易に突破されてしまう」ということを、すでに僕らは知ってしまっている。

「異常」が「正常」となってしまった感の強いこの時代、僕らも頭を柔軟化し・・・というか、価値観を逆転させて対応しないといけないンだろうなァ。いやホントに。

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