夏のウツ

夏になると「ウツのケ」が強まるのは、都市部においては「暑さ」というものに「電気的な解決法」でしか対処できないからである。「脱原発」「反原発」をどれだけ叫んだところで、「夏場にはクーラーで大量の電力消費」というライフスタイルが改まらない限りは、またぞろ「やっぱ原発はないと困るネ」というところに戻らないとも限らない。

僕のウツが夏場に強まるのは、そうした流れから脱することができない自分にイラ立つからである。エアコンのスイッチを入れるたびに「あ~あ・・・」という気分になって、なんとも云いようのない心境に陥るのである。

「便利さ」「気軽さ」ばかりを追い求めると、人間というのはどんどん空っぽに近づいてくる。せめてそこに抗うことぐらいはしていかないと、自分の不甲斐なさにどんどん嫌気がさしてしまうのだヨ。

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