どんな場合でも「イジめたほうが悪い」のだけれど・・・

世の中には「これはもはや天賦の才だ」と云いたくなるレヴェルで「他者を不快にする能力に長けた奴」というのがいる。口から飛び出すコトバのひとつひとつがコチラの神経を逆なでし、「ケンカ売ってンのかコノヤロー」という感じにさせられるのだ。

とはいえ、である。たとえどんなにイヤな奴であったとしても、「だからイジメたも良い」という理屈は成立しない。それが「大々々問題人物」であっても、イジメが行われたとしたら、やっぱり加害者側は「責められてもやむなし」なのである。

けれども「もンのすごくイヤな奴とガマンしながら付き合う義務」というのは誰にもないはずだから、「イジメたくなるような相手と無理矢理に付き合わされる状態」にゴーインに置かれた人には同情を禁じ得ない。ソコソコの老獪さを身に付けたオトナならば、「相手のイヤな部分を受け流すスキル」も発揮できるが、まだ未熟な部分の多い青少年とかならば、激する感情を抑えきれないことも多いだろう。

イジメの問題は、様々な要因が絡まり合って起こるものだから一概に「こうしろ」「ああしろ」とは云えないけれども、「明らかに相性の良くない者同士を同じ箱に入れる」ようなことだけは避けたほうがいいだろう。「誰とでも仲良くしなければならない」なんて教条主義に囚われていたら、要らんトラブルが増えるばかりだと思うヨ。

毎週末「読者茶論」をオープン中
詳細情報はこちらから

『薔薇族』最新412号発売中
お求めはこちらから

年間定期購読もよろしくお願いします
お申し込みはこちらから

都内の『薔薇族』委託店・新宿二丁目/新宿御苑すぐ前「模索舎」
MAPはこちら