「見えない人」は「いない人」だから・・・

世の中には多種多様な「少数者」が存在し、そうした人々が「悪質な先入感・偏見・差別」によって苦しめられるケースがある。それを是正していくことが必要なのは云うまでもないが、その前提となるのは「何が自分たちを苦しめているのか」を「少数者自身が具体的な言語として発信していくこと」だ。

世間一般に向けてただやみくもに「我々の為に手を尽くせ」と云ったところで、「当事者ではない人たち」には全然ピンと来ないので「効力はほとんど無い」と云っても過言ではない。むしろ、その「アイマイさ」につけこみ、自分のほうへ「利権」が流れ込むよう小細工をする悪質当事者(いわゆるプロ市民)を増やし、問題の抜本的解決を遠のかせるだけである。

世の中というのは「声を発しない=存在しない」と考えるものである。「見えている問題」だけでも山積しているわけだから、為政サイドが「見えていない人たちの問題」まで取り上げるはずがないのは理の当然である。だから「些細な苦痛」であってもいいので、「黙っていないで声にしていく」ようにしてほしい。

ただし、その際は「訴える事柄」と「あげる声のボリューム」には細心の注意を! そこを間違えると、単なる「怪物的クレーマー」としか受け取られず、やっぱり問題改善は遠のくのですワ。

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