したいのは「ボランティア」ではなくて・・・

ボランティアは尊い行為である、という意見に異論をはさむつもりはない。が、そのハードルをやたら上げる傾向には抵抗感を否めない。「遠方への出征」には意義があるが「隣近所の整備」は無意味だ、みたいな選民意識が透けて見える人間を前にすると、反発を通り越してむしろ相手の心の成り立ちに対する関心が湧いてくる。

報道されるような作業は良いが、隣近所の草むしり出はやる気が起こらない、という者のやりたいのは、けっきょく「ボランティア」ではなく、「世間に注目されること/褒めそやされること」なんだよネ。だったら、ハナからそういうふうに云ってくれればまだ「健全」なのに、そこをひた隠しにするモンだから話がややこしくなる。似非ボランティアというのは、つまりそういうトコが最も「不健全」なんだと思うのである。

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