唯一の「出たいテレビ番組」

なんせ昭和のテレビっ子世代なモンで「観るもの」としてのテレビには人一倍もの愛着を抱いているワケです。けれども「出る(番組制作に協力する)」ということに関してはかなり懐疑的にならざるをえない。『薔薇族』のほうにも書いているんだけれども、とにかくアチラは笑えないレヴェルの「作為的矮小」がヒドすぎるのヨ。

とはいえ、そんな僕にも唯一「ぜひ出たかったテレビ番組」がある。BS-2(現BSプレミアム)で2004年から2009年まで不定期放映されていた『BSアニメ夜話』がそれだ。僕はあの番組の『無敵超人ザンボット3』の回に死ぬほど出たかったのである。「こちとら放送当時から30ン年、ずーっと思い続けているンでい! にわかファンのタレントふぜいに語らせるなら、オイラに語らしてみろってンだッ」てな感じなのだ。

2007年は放映30周年だったので「もしや放送されるのではないか」と戦々恐々状態だったが、天は我を見はなすことなく放送されることはなかった。しかしその後、番組じたいが消えてしまったので、「他人に語られる心配」がなくなった代わりに、「僕が語る機会」も失われてしまったのであった。

べつにアニメ夜話でなくてもいーから、もしも今後「ザンボット3」について扱う番組があったら、ぜひ僕に語らしてくれいッ。あの作品で、「人が一生のうちにロボットアニメを見て流す涙」の7割を流した僕ならば、誰よりも熱い語りができるのは間違いない! ・・・もっとも、熱すぎる人間は「周囲を撮り残して暴走する」という恐れも多いけどもネ。

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