ホワイト企業ってあンの?

「ブラック企業」というコトバが世間を騒がすようになってから結構な時間が過ぎた。が、なんか最近どんどん「ブラック企業」の幅が広がっている気はしませんか?

「社員に犯罪(的)行為を強要する」ような「正真正銘のブラック企業」ならば非難されても仕方ないだろう。けれども、ちょっとでも問題個所があれば「ブラックだ!」となじられてしまうような風潮があるのはいただけない。もしもそれがエスカレートしたりなんかしたらエライことである。若者の大多数が「オレは完全なるホワイト企業でないと働かないゼ!」とか云いだしたら、もはや「雇用関係」というのが成立しなくなってしまうからだ。

いくつかの企業を渡り歩いた人であれば「どんな会社であれ、どこかに必ずホワイトではない部分がある」ということを知っていると思う。たぶん「労働基準法を100%遵守している企業」というのは存在せず、どれほど良心的な会社であってもイイとこ「グレー企業」であろう。

「ブラック企業で出来ぬ辛抱をする」のはもちろん論外だが、あまりに神経質になりすぎて「ちょっとの落ち度も容認できない」のも不幸な結果しかもたらさない。要するに「どこまでは許せて、どこからは許せない」かを各人が自己決定し、それに沿った形で働いていくことが重要なのだ。

「ガマンしすぎ」は「ガマンしなさすぎ」と同じくらい不毛だから、そこンところはちゃんと判断していきましょう。自分では見えにくい部分については「周囲の信頼できる誰か」の助けを借りて。

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