「辻斬り」的正義感

よく斬れる刀を手にすると、人間は「試し斬り」をしたくなるようで、それがつまり「辻斬り」である。同じような理屈で、「自分は正義の運動家だ」と思い込んだ人というのは「正義の刃の斬れ味」というのを試したくなるらしい。

「どこかに悪の温床はないか」と日々、目を皿のようにしながら「叩く対象」を探しまわっている人が時々いるが、なんとも理解に苦しむなァ。そのテの人は「マイノリティの味方」を標榜しがちだが、イヤイヤ、そんな特殊な方に庇っていただかなくてもダイジョーブですから。

「何かトラブルがあった際に立ち上がる勇気を持つこと」は大切だが、「何もない時にトラブルを探してうろつきまわる」のは単なる狂気の沙汰だ。ソチラ方面の方に「他者を叩くための大義名分」を与えないためにも、やみくもに騒ぎまくるのは慎みましょうネ。

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