意味なし街頭演説

選挙の立候補者や議員の志願者などがよくやる「街頭演説」。辻立ち、なんて呼ばれたりもするアレのことだが、どーもぼくにはそれに関する世間一般の考え方が間違っているような気がするのだ。

アイツは雨の日も風の日も毎日マジメに駅前に立って感心なヤツだ。いっちょ一票を投じてやるか」的なことを云うオッチャンとかがよくいるが、いやいや、それが間違いの始まりなのである。「愚直」というのを自身のPRポイントにする議員というのも割といるが、あの~ソレってべつに美徳とかじゃ全然ないですから。

もしも「政治家」と呼ばれたいのであれば、持つべきものはむしろ「狡猾さ」である。こちらにアレコレ難クセをつけてくる国を口八丁手八丁でケムに巻き、権利を勝ち取ってこられるような人間であれば、ちょっとぐらいワルであってもぼくは支持するゼ。「愚かなる善人」や「能力のないマジメくん」は友人に持つのなら良いかも知れないが、血税で雇うのはNGと云わざるを得ない。

いつかヒマができたら、毎日街頭に立って「まったく意味のないヨタ話」を延々とし続けてみようかと思う。その結果、「うん、あの竜とかいうのは雨の日も風の日も毎日マジメに駅前に立って感心なヤツだ。選挙に出たら、いっちょ一票を投じてやるか」みたいなアワテ者が出てきたら面白い。いやオトーサン、わたしは選挙とかには絶対に出ませんから(笑)。

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