憲法九条と断り口上と魔除け札

改憲せよ、との声も多い憲法九条であるが、個人的には温存すべきと考えている。あれは例えるなら「シツコイ相手からメンドクサイ呑み会に誘われた時の断り口上」みたいなモンなのだ。行きたくない呑みに誘われた時に「いや~、スイマセン。行きたいのはやまやまなんですけど、××なモンで行けないンですよ~」と断るのと同じように、参加したくない戦争に誘われた時に「いや~、スイマセン。行きたいのはやまやまなんですけど、九条があるモンで行けないンですよ~」と相手をケムに巻ける。しかも九条は「連合国側から突き付けられたもの」という「強み」があるから、いかに「日本の巨大なオトモダチ」であってもおいそれと手出しはできないのだ。

言い方を変えれば、「強大な悪霊を追い払う魔除け札」とも云える。悪霊自身の手ではそれを剥がすことはできないから、国民総出で守りきればどーにかできる。けれども、いったん剥がしてしまえば取り返しがつかなくなる。たちまち悪霊に憑依され、自分を見失ってしまうのは自明というものである。

過去、日本が「巨大なオトモダチ」の誘いに乗って結果オーライだったことなんて何回あっただろうか。黒船による恫喝を断ることは不可能だったことは仕方ないとしても、その後の選択には間違いが色々あったと思うのデス。過去の過ちは消せないけれども、これからのことだったら十分に手が打てると思うのだけれどもネ。

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