ヒガミの時代の対処法

現代の日本はかつてないほどの「ヒガミの時代」に突入している。昔の人は「金持ちケンカせず」と云ったけれども、まさにその正反対である「貧民イサカイばかり」の惨状になっているのだ。金回りのイイ時代ならば鷹揚(おうよう)になれる事柄であっても、「妬ましくて憎らしくて呪わしくて叩かずにはいられない」のである。

「自分は不遇である」と感じている人間は「不当な利権を得ている」とおぼしき相手を「真偽を確認せずに」敵視し、憎悪し、激しいバッシングを加える。近年はやりの「ヘイトスピーチ」というのは、まさにそこから発せられる怨嗟の声という感じである。

そんなお寒い時代に「権利主張」をする際には細心の注意と細やかな気配りが不可欠である。「特定少数の弱者だけが救われる」ようなやり方をすると、その対象が「ヘイトアクションの的となる可能性が大」なので、主張は「できるだけ広範囲の弱者に恩恵がゆく」よう心がけるの得策だ。できることなら、「ヘイトスピーチをしている層」までも得をするように配慮したいところである。「どれだけ幅広い層を『味方』に取り込めるか」というのが、成功のカギとなってくるのだ。

「ヒガミの時代」のベストなやり方は「ヒガまれないよう気を配る」こと。「正しいことをしているのだから気配りなんか無用!」とか云ってるようだと、いつまで経っても目的なんて達成できるわけはないのでヨン。

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