クソババアの生まれた日

女優・市原悦子さんがゲスト出演した日のNHK『あさイチ』。ぼくもナマで観ていたのだが、トークの中で「かたわ」「毛唐」といったコトバがぽろっと飛び出し、思わず「ニヤリ」。文脈(前後の流れ)を捉えれば特に問題のない発言なのだが、局側は案の定「単語でしか捉えられない人々」に向けて定型の対応をとった。

別日・別局のトーク番組では、舞台俳優・声優(初代マスオさん!)・ナレーター・ラジオパーソナリティとして活躍する近石真介さんが「自分の担当番組の中で、毒蝮三太夫が初めて『ババア』と口にした日」について語っていた。コトバが飛び出した瞬間にディレクターたちは凍りつき、間髪入れず「お詫びのコメントを!」という指示が下されたそうだが、近石さんは「ちゃんと聴いている人ならば理解してくれるはず」と考え、支持に従わなかったそーな。あれから幾星霜、いまや「毒蝮=クソババア」になっているのだから、近石さんの現場判断は正しかったのだ。

最近は現職の千葉市長が「障害者」を「障がい者」と置き換えることへの反対を表明して賛否両論かまびすしいが、その是非はトモカクとして「多数派の怒鳴り声に押し切られて自主規制の動きが進む」という流れだけは止めなくてはいけない。どんなテーマであっても「議論百出」する土壌あってこその文明国家なんだからサ。

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