愛国というより「好国」

過激派組織イスラム国(IS)の無差別テロ(人によっては「戦争」とも)が連日騒がれ、被害国では様々な議論がなされています。主だったものが「愛国論」的なもので、「自国を守るためには、国を極力閉じるべきか、はたまたこういう時だからこそ寛容性を強めるか」ということです。難民を装ってテロリストが侵入したり、不遇な移民がテロリスト化したりする、という現実があるわけですから「入国の条件を厳しくすべし」と言いたくなる気持ちは判りますが、反面、「排他的な意識が強まれば、自分をはじき出した社会へ憎悪や敵意をつのらせる人間が増え、それがテロの温床となる」というのも納得のゆく話です。

こうしたジレンマ的状況は日本にも徐々に伝わってきて、「愛国」というワードがまたも熱を帯びる気配が濃厚です。愛国とまで言ってしまうと、やや重たくなりますし、「愛」と呼ぶ感情はしばしばエスカレートする。ほら、ストーカーの行動原理だって「相手への(一方的な)愛」なわけですしね。しかし同時に「自国を全面否定することがインテリの証」みたいに考える自虐論者たちも困ったもんで、彼ら彼女らの一方的な「嫌日感情」が、過剰すぎる愛国意識を誘発する可能性もあります。このあたりの問題もなんとかできないもんでしょうか。

ボクの場合は愛国者よりちょっと柔らかな「好国者」といった感じでしょうかね。だから、嫌日者には大きな反発をおぼえるんだけど、極端に日本の優位性を訴えるのにはちょっと引く。甘いと言われるかも知れないけど、わが国の素晴らしさを世界に知らしめるには、海外から来ている人たちに「日本はイイ国だなぁ」と実感してもらうのが一番だと思うのです。日本に来てくれる人は基本的に「親日的」なんだから、できるだけ親切にしましょうよ。

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