月9凋落とネット普及

かつて一世を風靡したフジテレビ月曜夜9時のドラマ枠、通称「月9」。これが凋落してしまった最大の原因は「インターネットの普及によって、視聴者が世間の相場を知ってしまったから」だとボクは思っています。

まだ情報の出先が「近場の友人・知人」程度だった時代(ネット普及前)には「都会に出て働けば『月9』に出てくるようなマンションに住めて、そこで知り合った相手と『月9』みたいな恋ができる!」と本気で信じる若者が少なくありませんでした。しかしネットが普及して不特定多数の「他人」たちから「残酷な真実」・・・つまり「一般会社員程度の給与じゃイイとこ駅徒歩15分の1DK位にしか住めず、会社にキムタクはいない」ということを知らされるようになると、もはや月9で夢をみるのが困難になった。「ありえないじゃん、こんなの」とシラケてしまうのです。

そういった理由から「月9マジック」は解けてしまいましたが、「セクマイ系番組」の魔法は、いまだに割と効いていたりする。当事者も非当事者も含めて、「セクマイを利用しようという魂胆」見え見え連中のヨイショに涙したり、煽られて「憎む必要のない相手を憎まされたりする」のです。こっちも早くシビアな目を持って「リアルを見つめられる」ようになって欲しいところですな。

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