SMAPに「社会的制裁」って・・・

解散報道で世間を騒がせた老舗アイドルグループ「SMAP」。結局、「育ての親のマネジャー共々ジャニーズを去る」とされていたキムタク以外の4人が方針変更したことで、空中分解は回避されたそうです。人の手で組まれたものは必ずいつか解かれるのが世の習いですから、SMAPだろうが何だろうが、まぁ「解散します」と言われれば、一般視聴者としては「はぁ、そうですか」と言うしかないでしょう。

それよりもインパクトがあったのは、「今回の謀反(むほん)に関してペナルティーを科さない方針である」とするジャニーズ事務所の在り方です。マスコミは「スマスマ生放送での謝罪や、批判的報道に連日さらされたことで、十分な“社会的制裁”がなされたため」と報じていますが、いやいや「社会的制裁」って・・・。

社会的制裁というのはフツー「脱法行為をした」ような人間になされるもんでしょ? 芸能人とはいえ「会社勤務の人」なわけだから、今回の件は「一般会社員が一身上の都合で退社する」のと同じ理屈です。「会社を辞める」際に「社会的制裁を受ける」ようなサラリーマンなんていないでしょ?

「変だなぁ」と一国の首相がアイドルグループの進退に言及するような状況もヘンだけど、そんな質問をするマスコミはもっと変です。まぁ確かにSMAPは「ジャニーズ最長命グループ」ですし(少年隊のほうが古いけど、あっちはかなり前から開店休業状態なんで)、経済波及効果はいまだ大きいから、アイドルグループというよりひとつの「産業ジャンル」みたいになってはいるんですが、やはり違和感は否めません。

SMAPといえば、CDデビューと同じタイミングで主演したミュージカル『聖闘士星矢』をボクは観に行ったんですけどね、その時、前の座席に「アニメ版星矢」の熱狂的ファンらしきオタ女がいたんですよ。その人は周囲の冷たい視線にもめげず、「ペガサス流星拳ッ!」とか叫びながらノリノリで観劇してました(冒頭で星矢の声優・古谷徹のナレーションが流れると「フルヤサ~~ン!」と絶叫し、周囲がドン引きする一幕も)。1部の劇が終わるや、2部のSMAPショーを待たずにさっさと帰っていった彼女は、今回の騒動をどう見たんでしょうかねぇ・・・。やっぱ「どーでもいい」のかな。

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