鼻と口がくっついてる理由

「CoCo壱番屋」の廃棄ビーフカツ横流し問題に端を発するかたちで、世間では「フードロス問題議論」が盛んになっています。争点は「消費期限をあまり厳密に守りすぎるのはいかがなものか」で、「消費期限切れ、と明示したうえで激安販売している小売店」なども紹介されていました。

個人的には「最終的な部分は消費者の自己判断に委ねていい」気がするんです。生鮮品はともかく、「真空包装された乾物」とかであれば、そこそこ消費期限をオーバーしていても大丈夫だと思うんですけどね。100円の品が「消費期限切れだから」という理由で10円になっているのであれば、ボクは迷わず買いますよ。

ぶっちゃけ、生鮮品だって「味と匂いである程度の判断ができる」と思っています。鼻が、何のために口とくっついて存在しているのかといえば「腐敗臭を捉えるため」です。「これ食ったらヤバい」という判断を、口に入れる前につけられるよう、私たちの鼻はお馴染みの位置に収まっているわけですよ。

メーカーの付ける消費期限というのは「入念のうえに入念を重ねたデータ」から導き出されたものですが、そこまで過保護にしなくても・・・といった感覚をボクは持ってしまいますね。「そこまで省庁頼りにするのならば、もはや鼻なんて必要あるまい? もう、いっそ捨ててしまえ!」とすら言いたくなってくるのです。

敗戦直後の闇市の話とかを読むたびに、「人間の胃袋は、その気になればかなりの部分まで頑丈化できる」という気がしてきます。それを書いてる人は「消費期限」なんて概念がない状況下で作られた「食べ物と呼んでいいのかすら怪しいシロモノ」を食らい、それでも生きてきたわけですからね。

ボクの近所のスーパーでも「消費期限切れコーナー」ができないものか、と本気で願っているんですが、現状はまだ「消費期限間近バーゲン」止まりです。オーナーさんの今後の英断に期待します。

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