根なし草からの脱却を

「禍福はあざなえる縄のごとし」というコトバを小学校のときに学んで以来、座右の銘としている。「吉と凶は表裏一体。凶は吉兆であり、吉は凶兆である」という意味だ。その法則に従って云うなら、東日本大震災後の現在は「災害の後」ではなく「次の災害の前」なのである。

被災地の方々にはもちろん及ぶべくもないが、僕も先の震災時、発生直後から色々なところで色々なものをソレナリに見てきた。その中には美しいモノもあったが、そうでないモノも数多かった。そして痛感したのは「都会人のモロさ」というものである。衣食住に関する一切がっさいを「流通」というシステムに頼っていると、それが揺らいだとき、とてつもない不安感に襲われてしまう。それがあの集団ヒステリー的な「買い占め騒動」につながったのだと思う。

そのループに巻き込まれないためには「流通システムに自身の生殺与奪を丸投げしない」ことが重要である。生活インフラについても同様のことが云えるが、たとえ万一それらの供給がストップするような事態になっても、当面どうにかできる体制を整えていれば、さほど狼狽しないで済むだろう。

竜超版『薔薇族』では、そうした「周囲の状況に翻弄されない、地に足のついた生き方」を推奨し、「都会の根なし草」からの脱却を図りたい人たちを支援していきたいと思っている。まずは自分がそれを実践して、水先案内人になろうと考えているのだが、そのためには『薔薇族』をメジャー化(ブランド化)し、ある程度の資金を貯める必要があるのだ。ま、色々とがんばってやっていきますワ。

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