英雄なんかいませんから

大きな選挙が起こるたび、特定の政党だとか候補者だとかがメディアにクローズアップされて、そこに世間の大きな期待が集中する。しかし次の選挙になると前回の人気者はたいてい凋落していて、ソチラとはまた真逆のテイストを誇る政党や候補者に期待が集まるのである。常にその繰り返し。

「英雄待望論」を好むのは大衆の常ではあるけれど、日本人もそろそろソコからの脱却を図るべきではないか、と個人的には思っている。「空からシュバッと舞い降りてきて、この世に蔓延する不安や不満を根こそぎ消してくれる正義のヒーロー」なんていうのは、この世に存在しないのだから。

いや、「ヒーローなんかいないんだから、悪政や無法をガマンせよ」とか云っているわけではない。「いもしないヒーローを待つ時間があるなら、自分で動くことを始めたらいかがかしらん?」と云いたいのである。1人で100の活躍ができるヒーローなんかいなくても、1の活躍ができる普通人が100人いれば、世の中は変わって(変えて)いけるはずなのだからサ。

「できない」と思えば何だってできないが、「できる」と信じて行えばソレナリの結果は出るものだ(もちろんそこに上限はあるけれども)。僕にしたって、自分を信じているからこそ、赤字続きでも『薔薇族』を出し続けているのである。

僕はヒーローとかカリスマとかとは程遠い凡人であるけれども、できるだけのことをやっていけば、ある程度の結果は出せると思っている。甘チャンの僕ですらやれるんだから、アナタだってきっと・・・ねェ?

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