味方とはリスクを負ってくれる人

味方が欲しい、というのは人間ならばおそらく誰しもが抱く想いだろう。だが、その見極めはかなり難しい。僕の経験で云わせてもらうならば「私はあなたの味方ですヨ」と露骨にアピールしてくる人間にホントの味方がいた試しはなく、「味方が欲しい、欲しい」とガツガツしているときほど良い出会いは巡ってこない(これは恋人についても同様のことが云えますナ)。

味方と「味方みたいな顔をする人」とを見分けることは困難だし、そもそも「味方の定義」というのは人によって様々だろう。僕にとってのそれは「自分のためにリスクを負ってくれる人」である。端的に云うなら、困っているときメンドクサイことを手伝ってくれる人、こちらの耳に痛いこと(正論)を憎まれる覚悟で云ってくれる人、僕が苦手とする分野のことをさりげなく代行してくれる人・・・そんな人のことであろうか。もちろんこちらのほうも相手に対して同等のリスクを負う覚悟があり、だからこそ相手の好意に素直に甘えられるわけだ。

もうひとつ、僕が味方だと感じているのは『薔薇族』の購入してくださっている方々だ。今の時代、「お金を払う」という行為はたとえ10円であっても低くはないハードルなので、そうしたリスクを負ってまで僕の創るものを読もうとしてくれる方々には心からの感謝を捧げたい。ましてや「定期購読者」ともなれば、まだ出来てもいないシロモノに先行して代金を払ってくださっているわけで、三波春夫センセイのフレーズを拝借するなら「お客様は神様です」なのだ。そういう人がいてくれる限り、僕のモチベーションは低下しませんヨ!

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