東京脱出バナー

自慢するわけじゃ全然ないですが、俺は「やめること」に関しては、そこそこの上級者だと思っています。
過去の「やめたこと」の上位3つを列挙してみましょう。
(1)高校入学3日目で「大学進学」をやめる
(2)新卒入社2日目で「会社」をやめる。
(3)マンション購入直後に「正社員」をやめる。

「やめることを決めた理由」はそれぞれ、こんな感じです。
(1)大学に行ってまで学びたいテーマが見つからなかったから。
(2)通勤電車が殺人的に混んでいたから。
(3)交渉してもハードワークが改善されなかったから。

たぶん多くの方々が「アタマおかしいんじゃないか」と思われるでしょうね。
「大学出なきゃマトモな職に就けないでしょーに!」
「たかが満員電車くらい辛抱しなきゃ生きてけないよ」
「フリーターになっちゃったら、どうやってローンを払ってくの!?」
こんな「お説教」の声が聞こえてきそうです。

でもね、これらの決断はどれも「正解だった」と思うのです。
「やめなきゃ良かった……」と後悔したものは、現時点でひとつもありません。
大学に行かないと早々に決めたおかげで「受験勉強」なるものに貴重な時間を浪費しないで済んだし、ラッシュの電車に乗らないと決めたおかげで「本来の仕事以外のこと」で心身を知り減らさずにいられた。
また、ローン破綻を恐れるあまり、ハードワークを無理して続けていたら、遠からず精神が破綻していたでしょう。

結論から言いますと、「やめる」という決断をする際には「理屈よりも直感に従ったほうが成功するケースが多い」気がしますね。
「考えるな、感じろ」みたいな。
心が「やめたい」と言ってるのを、頭で「やめるな!」と押さえつけるようなムチャは、あまり得策でない感じです。

「やめること」を必要以上にネガティブに捉える方々に言いたいんですが、我々の関わるほとんどの事柄は「やめたところで大して問題はない」でしょう。
「やめたらやめたで、どーにかなる」のです。
実際、俺はどーにかなってます。

ただ、「やめっぱなし」というのはいただけません。
何かをやめる際には、その代わりとなる「新しい何か」を始めるようにしないとね。
俺の場合なら、大学に行かない代わりに「大学では教えていない諸々」を習得したし、満員電車通勤をやめた代わりに「ラッシュに消耗されない通勤スタイル」を編み出したし、正社員の座を捨てた代わりに「ローンの支払いができる程度の収入」をキープできるよう知恵を絞りました。

でも、それは極端に難しいことではなく(極端に難しかったら、俺みたいな凡人にできる道理がないでしょ?)、人並みの「考える力」があれば誰にでもできることです。
「やめたいけど、やめたら後が怖いし・・・」と崖っぷちで悩んでる方、「案ずるより産むが易し」かもしれませんよ?

前述の(1)~(3)に続く「やめ決断」が「東京暮しをやめる」です。人生4番目の大物案件となりますが、歳をくってるぶん、「先の3つほど軽快なフットワークでは行なえない」というのは事実(大胆な決断というのは「より若くて分別がない時期」ほどやりやすいのですよ)。
でもまぁ、やっぱり今回も「理屈より直感に従う」というスタイルで行くだろうとは思います。
「やめたらやめたで、どーにかなる」でしょうからね。

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