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熊本地震から1年のタイミング(4月9日)で放送されたNHKスペシャル「大地震 あなたの家はどうなる? ~見えてきた“地盤リスク”~」(NHK総合)を観た人はいますか?
「甚大な被害が生じた被災地」として大きく報道された益城町内で、じつは「壊滅被害受けた家屋」と「ほとんど無事だった家屋」とがあった、という事実を取り上げていました。
両者の明暗を分けたのは、家のすぐ下(=表層部)にある「軟らかい地盤(=粘土層)」の厚みだということが、最新の調査で分かったそうなんです。
これがどのくらい厚いかによって家の揺れ方が大きく変わり、最悪の場合は「倒壊」ということにもなりかねないんだとか。

ハイリスクな地盤の在り処は結構「まばら」で、「地震に比較的強い」と言われている地域内にも点在していたたり、逆に「危なそう」と思われてきた辺りでも大丈夫な部分があったりするそうです。
自分の住んでる地ベタの下がどうなっているのかは、これはもう、かなり細かく地域を区切って調査していかないと分からないんだとか。
番組では現時点で調査が進んでいるという「関東地方」の地盤データ(CG画像)を紹介していましたが、それを見るとかなりヤバそうな地域もあったりします。
まぁ、俺の狙ってる辺りは大丈夫そうなんで、ちょっと安心しましたが。
もっとも、「ザックリ見れば安心度が高そうな地域」の中にも「ピンポイントでヤバい地域」が含まれている場合もあるようなんで、バカ面してるとエライ目に遭うかもしれませんが。

要するに、人間の知見では地震の被害リスクを「ある程度回避する」ことはできても、「完璧に取り除く」ことはできないのだと思うべきなんでしょう。
では、世界一の地震国である日本に生まれた我々は、どういう住まい方をするのがベストなのか?
俺は最近、それは「日本全国に家を持つこと」なんじゃないか、という気がしてなりません。
人間が「絶対的な安心」を得るのが不可能なら、「下手な鉄砲」的なやり方で、あちこちに拠点を設けておく。
これだったら、たとえ1コや2コの家がダメになったとしても身の置き場に困ることはないでしょ?
「家A」が潰れたら、大丈夫だった「家B」に移って生活を立て直す、という感じです。
もちろん、たとえ全国に家を持っていたとしても、「一番耐震性のヤバい場所」にいる時に直下型とかに遭遇したらオシマイですけどね。
ま、その時は「これも運命」とあきらめましょう。

……ていうか、まだ東京すら出られてもいない段階で「他地域居住」を考えるなんて、我ながら「笑止!」なんですが。

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