東京脱出バナー

人を悩ませ苦しめる劣等感というヤツは、たいていの場合「親」によってもたらされます。
「この程度のことも出来ないなんて恥ずかしい」
「××くん(××さん)はあんなによく出来るのに」
このフレーズのどちらか、もしくは両方を口にするタイプの親に育てられた子どもというのは、ほぼ例外なく劣等感を植えつけられる傾向にあります。

自分の製造出荷元、つまり「最もつながりの深い他人」である親から植えつけられてしまった劣等感というのは実に根深いもので、ちっとやそっとのことでは払拭できません。
言ってみれば「超ド級の呪い」がかけられているわけで、かなり腕利の祓い師でもなければ呪縛からの解き放ちは難しいでしょう。

とはいえ、ここを乗り越えなければ前には進めません。
劣等感を温存したままでゴタイソーな何かをやったとしても、それは結局「不遇な過去への意趣返し」に過ぎず、誰も幸せにはしないのです。
人権運動とか社会改革みたいな美名をまとってはいるものの、一皮むけば「自分を認めてくれなかった親を見返すための手段」でしかなかったりして、傍目にはなんとも空虚なものとしか映らない。

「世の中を幸せにする!」的なスローガンを口にする前に、まずは自分が「劣等感を克服して幸せになる」ことが必要なのでは?
口幅ったくはありますが、こんな風に言いたくなってしまう人が世の中にはホントに多いのですよ。

劣等感を持て余したまま成人し、そのまま40代とかに突入してしまうと、これはかなりの「こじらせ状態」というしかない。
そうならない為には、「できるだけ早期に処置すること」が必要です。
処置の第一歩は「劣等感の源泉たる存在から距離を置くこと」で、源泉が「親」であるならば「早いトコ親離れすること」が得策となります。
経済的に自立できるようになったら、できるだけ早急に「親の引力圏外」へと移動するべきでしょう。

とはいえ、「親に植えつけられた劣等感で苦しむ人」というのは大半が非常に真面目なタイプなので、「そんな親を捨てるような非道はできない!」といった反発を抱くかもしれません。
でも、安心してください!
親との縁というものは、切ろうとしても容易に切れるものじゃないんです。
だからこそ、親との腐れ縁で悩まされる人が後を絶たないわけですよ。

そんなわけで、自分が親からの毒電波を受けていると自覚できている人は、なるたけ早く「脱却」を試みてください。
大丈夫、移り住む場所は世界のどこにでもあるものですから。
そのうちのひとつに、これから俺が移住して作る場が加われたら嬉しいかぎりです。
俺のアクもかなり強いですけれども、最低限、親の毒電波だけは届きませんから。

モノクロ423見本表紙

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