東京脱出バナー

「職人こだわりの逸品」みたいな感じで、最近は「こだわり=素晴らしいこと」といった意味合いで使われがちです。
しかし本来は「些細なことにも拘泥/執着する」みたいな「よろしくないニュアンス」の言葉であると思うのです。

細かなことにこだわりすぎると人間関係が悪化しがちだし、最悪の場合、事件に発展したりもする。
几帳面な人間は特にこの傾向が強く、自分では分からないうちに誰かを追い詰めていることもあるわけです。

俺もまた、ついついこだわってしまう場面が少なくなく、後になってから「嗚呼、あの程度のことにこだわる必要なんて全然なかったのに!」と赤面することもしばしば。
できることならば、つまらんこだわりとかはなるたけ持たずに生きていきたいモンです。
凪の海のように波風も立てず、どこまでも平穏な状態でいたい。

とはいえ、完全にこだわりを捨ててしまうと、創作活動はできなくなってしまうでしょう。
些細なことへのこだわりは捨てたほうがいいと思うんだけど、「これだけは言っときたい」「このことだけは許せない」といった事柄だけはとっとかないと、ね。
何かを生み出す情熱というのは結局、そういうところから湧いてくるもののはずだから。

いま進めている移住の計画だって、自分が現在置かれている状況への「これでいいのか?」「変じゃないか?」といった思いに端を発したモノ。
それがどうしても払拭できないから実践に移したわけで、つまり「暮らしについてのこだわり」が捨てきれないのです。

自分では自身のことを「頑固ではあるが、依怙地ではない」と思っているんですけどね、まぁ、「ほどほどに」こだわっていこうかなと考えとります。

モノクロ423見本表紙

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