東京脱出バナー

移住をしようと考えた場合、脳裏に「永住」の2文字を浮かべる方もおられるかと思います。
「移住をするからには、そこに永住する覚悟が必要だろう」
「永住する覚悟もないのに、軽々しく移住なんて言い出していいのか?」
まぁ、このような感じです。
また、良さげな田舎に下見に行ったら地元のオッチャンから「アンタ、ここに永住する気があるんかい」と訊かれた、みたいな話も聞いたことがあります。

しかし、そこまでキッチリ考えなくてもいいと俺は思います。
人生は常に「暫定」の積み重ねなわけですから、移住についても「とりあえずお試しで」程度でイイのではないか、と。
逆に言えば、自分では「絶対に永住するぞ!」と思っていても、何らかの事情でムリになることだってありますよね。
たとえば自然災害などによって「永住したくたって、できなくなる」みたいな。
昨今は「安全だ」とずっと思われていた地域で想定外の事態が発生することも珍しくはないので、そういう例は他人事ではないのです。

「背水の陣」という言葉があって、「退路を断って向かっていかなければ成功なんか無理」といった言説が世に広まっていますが、そこまで重たく考えたらおっかなくて何もできません。
俺はむしろ「後方に非常脱出口を確保したいたほうが心に余裕が持てて、むしろ良いのでは?」とか思います。
「生きるか死ぬか」の二択しかないような殺伐とした状況だったら、しないほうがいいでしょう。
移住というのは、そもそも「殺伐とした環境からの脱却」が目的なはずなのですから、そこに究極の選択みたいなものを持ちこむのは本末転倒もいいトコです。

人に「永遠」なんてものはないわけだから、我々はそんなに先のことまで考えなくてもいいのだと思います。
何事も「とりあえず試す」といったスタンスでいいんじゃないかな。

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