東京脱出バナー

会社勤めを辞めた若者が、その理由を「リスペクトできない40~50代のオッサン上司から頭ごなしに指図されるのがイヤだったから」と答えていました。
その気持ちも分かりますけど、しかし会社というのは基本的に「リスペクトできない40~50代のオッサン上司から頭ごなしに指図される場所」なんで、こういうシチュエーションが絶対的に耐えられないのならば、会社勤めはハナからしないほうが双方(自分側と会社側)の為でしょう。

「勤めが向いてないなら起業でもすっか」となるかもしれませんが、しかし今度は「リスペクトできない40~50代のオッサン取引相手から頭ごなしに指図される」可能性が・・・。
「いや、上司ならば我慢できないが、取引先ならば我慢する」との反論もあるでしょうが、国民のクレーマー化が止まらない昨今、上司のイヤミの比ではないほどムカつくことがあるかも、です。

勤めにせよ起業にせよ、「リスペクトできない40~50代のオッサンからの頭ごなしの指図」が避けられない以上、冒頭の若者みたいなタイプはかなり生きづらいでしょう。
残された道はもはや、どこかの山とかへ潜って「自給自足」を目指すことかもしれません。
それならば「上司」も「取引先」もいないので、他人から頭ごなしに指図されることはなくなりますよ。

「バカにすんな!」と言われるかもしれませんが、しかしこれはいたってマジな話。
「働く=会社に雇われる」という固定観念をいっぺん捨てて、「どういう働き方が最も自分に合っているのか」をじっくり考えてみる・・・現代日本人(中でもナイーヴな人たち)に必要なことは、まさにこれなのではないでしょうかね?
さすがに自給自足は難しいにしても、労働や生活にはもっと柔軟性を持たせてもいいと思います。

物事を「0か? 100か?」の二択にするのではなく、「限度を超えたらトンズラする」ぐらいのテキトーさを身に付ける。
生真面目が売りの日本人にとってはなかなか困難な課題ですが、これは重要な宿題と言えるでしょうね。

ブック 1.indb

『薔薇族』最新号(No.424)2017年7月21日発売!
お求めはこちらから

電子書籍版(PDF形式)424号も2017年7月21日発売!
お求めはこちらのサイトから

年間定期購読もよろしくお願いします
お申し込みはこちらから

毎週末「読者茶論」をオープン中
詳細情報はこちらから

都内の『薔薇族』委託店・新宿二丁目/新宿御苑すぐ前「模索舎」
MAPはこちら