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いま身辺の色々なモノを整理している最中なわけですが、モノが一個減るごとに気分が軽くなっていく感じです。
人間の気持ちというのは歳と共に変わっていくもので、子どもの頃は「モノが増えていく」ことに喜びを感じていましたが、それが現在はまったく逆。
「極力モノを持たない」というのが幸福の源泉となっているわけですから、我ながら現金なモンです。

整理をしながらふと思ったんですが、現代日本の幸福論はどんな感じになってるんですかね?
かつては「三種の神器(冷蔵庫、洗濯機、白黒テレビ)」や「3C(カー、クーラー、カラーテレビ)」などを所有することが日本人の最大級の幸せでしたが、いまやそれに喜びを見出せる人間なんて稀有でしょ。
物欲もとっくに飽和状態を迎えていて、出始めこそ高嶺の花だった品でもじきに安くなるので「欲しい~ッ」と身悶えするような状況もあまりない。

アベノミクスという言葉も、みんながどこまで本気で期待してるのか、イマイチわかりません。
それでどこまで景気が回復するかは定かではないですが、かつての「所得倍増」なんてことが起こるはずがないし、たとえ倍増したところで「これが買いたい!」と明言できる品なんてあるのだろうか。
個人的には、もう日本は「成長期」から「成熟期」に移行すべきで、その自覚をみんなに持ってほしいと思ってるんですけど、まだまだ無理なんですかね。
日本人は「飽食」と言われる時代を生きながら、まだ「モノが増えていく」ということに喜びを見出しているんですかね。

「身辺にあふれているモノ」を一個ずつ減らしていく快感をいっぺん味わったら意外とハマるかもよ?

ブック 1.indb

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