東京脱出バナー

「自分は慎重派だからうかつに動いたりはしないよ。現状維持が一番安心だ」
このようなことを口にする「自称・お利口サン」がよくいますが、いやいや「動かない」のは現状維持じゃありませんから!
世の中は刻一刻と動いているんです。
周囲が動いてる中で「自分だけ動かない」ということは、つまり「世間に置いてかれてる」ってこと。

自分では「現状維持」のつもりで、その実「置いてかれてる」ミナサマに、俺は老婆心ながら言いたい。
「早く動く支度をしないと、そのうち動きたくても動けなくなるよ」と。
その状態になるにはさほど時間を必要とせず、「肉体年齢はまだ十分に若いのに、心の枯れ方は隠れ里の古老のごとし」みたいな坊ちゃん嬢ちゃんは珍しくありません。

俺が進めたいのは「他人がドン引きするほど動く」ということ。
牛歩レベルでも前進できればいいんですが、それだと「世間に追い付かれ、知らぬ間に抜かされてる」みたいなことになる場合があります。
それを防ぐには「なんかアイツすげぇ動いてるな~」と誰の目にもわかるくらい動くことが必要です。
そこまでやれば、さすがに「知らぬ間に追い越され」とはならないでしょうから。

もちろん、「他人がドン引きするほど動く」ということにはリスクもあります。
妥当な方向に動ければいいんですが、その先に断崖絶壁とか底なし沼があるような方角に動いちゃったりしたら命取りになることだって考えられる。
だから、「動く」ということは「行き先をある程度見定める」という作業とワンセットでなければならないわけです。

とはいえ、見定め作業にとらわれるすぎると不安がつのり、「動く」ことまで怖くなってしまうので、あくまでも「そこそこ」に留めときましょう。
いや大丈夫、断崖絶壁とか底なし沼さえなければ、いくらか難儀をしてもどーにかなるモンですから。

ブック 1.indb

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