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自分が職人の子だからなおのこと感じるんですけど、人間が幸福になる(幸福感を得る)ための近道は「作家になること」だと思うんです。

「作家=小説家」と思い込んでる人間は世の中に多い。
辞書に「芸術作品の制作をする人。また、それを職業とする人。特に、小説家」というような書かれ方をしていることが影響していると思うんだけど、俺にとっての「作家」とはもっとフレキシブルなものです。
決して「=芸術作品の創作者」ではないし、ましてや「=小説家」でもない。
「モノを作る人」は全て「作家」なのだと思っています。

ここでいう「モノ」とは何でもいいのです。
小屋でもパンでもバイクでもコミュニティでも大根でもイベントでも洋服でも。
大事なのは「これを自分が作った」と実感できること。
その実感が「自己肯定観」をもたらしてくれるし、作品を「いいね」と言ってくれる人と出会えれば、自分への自信はいっそう高まります。

膝を抱えて座り込んだ状態で「どうせ自分なんて……」とか言ってるなんてホントにもったいない。
そんな暇があったら、何でもいいからとりあえず作ってみればいい。
出来上がったら、それを誰かに見せればいい。
良い出来だったら「いいね」という反応が返ってくるだろうし、たとえイマイチの場合でも「ここをこうしたら良くなるよ」といった助言が得られるでしょう。
そしたら、それを参考にして改善を施し、もっと良いものを作ればいい。
その作業は楽しいし、膝を抱えて座り込んでる暇なんかはないはずです。

俺が移住先で結成した「熱湯ストレンジャー」というのは「作家チーム」ですが、ここで言う「作家」とは前述の定義。
「ジャンルは問わないから、何かモノを作ってる人間、寄っといで!」的なノリで、仲間をどんどん集めています。
色んなジャンルの作家が結集すれば、色んなジャンルのプロジェクトが進められる!
こう考えると、もうワックワクしちゃってしょーがない。
「作家になる」のも楽しいですが、「作家を増やす」というのも同じくらいに楽しいことです。

425表紙モノクロ

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