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湯河原別宅の近くには「千歳川」という川が流れていて、海へと注いでいます。
千歳川は神奈川と静岡の県境にもなっていますが、そんな大役を担っているわりに、さほど大きくはありません。
俺は名物“安倍川餅”で知られる静岡市の一級河川「安倍川」のほとりで育ち、そのだだっ広い河原で秘密基地を作ったり変な木に触ってカブれたりしながら大きくなったので、千歳川については正直、「スケール感はイマイチだな~」という印象を否めません。

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安倍川の河原はホントに広大で、まだ“武千代”だった時代の徳川家康が悪童同士の石投げ合戦を観戦したり(勝利チームを予想し、みごと的中させたとか)、『ピエール瀧のしょんないTV』(静岡朝日テレビ)が「安倍川の魅力再発見ツアー」なんて企画を組んだこともあったけど、千歳川のミニマムな河原ではそういう楽しみ方は難しい。
とはいえ、「川も海も山も近くにあって、ガキどもが気軽にチャリンコ遠征に行く」みたいな野趣あふれる環境は実家付近と共通していて懐かしく、ホッとするのです。
また、川幅が狭い分だけ、せせらぎの中でくつろぐカモやらサギやらを至近距離から眺めることもでき、それはちょっとお得な感じかしらん。

千歳川の河口部分は殺風景ですが、まぁ河口なんてのはどこもそんなモンです。
もうちょっと生活が落ち着いて、あったかくなったら、海岸に降りてみようかな、とか思っています。
最近は、海岸の漂着物(キレイな貝とか波に削られたガラスとか)を拾い集めることを「ビーチコーミング」とか言うそうですが、それにもチャレンジしてみようかな、とも考えてます。
安倍川で遊んでた時代にも色々拾ったりしましたが、それは使用済みカンチョーだったり濡れてベコベコ状態になったエロ本だったりで、オシャレでもトレンディでも全然ありませんでした。
単なる「ガラクタ漁り」です。

いまやすっかりあか抜けてオシャレでトレンディなオジサンになったわけですから、颯爽とビーチコーミングをしないとね!
もしもン十年経った今でもなお、使用済みカンチョーや濡れてベコベコ状態になったエロ本しか見つからなかったとしたら、「オマエの人生そんなもんじゃ」とカミサマから引導を渡されてるんだと納得してあきらめますけどね。

425表紙モノクロ

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