東京脱出バナー

戦後の高度成長期以降、「面倒なことは金を払って誰かにやってもらう」というのが日本の常識となってきました。
「自由になるお金の少ない地方」とかでは今でも地域のインフラ整備を住民自身が行なったりしていますが、ある程度の規模以上の自治体ではどこも金ずくです。
税収の多い東京ともなれば、「メンドクサイ事柄は金の力で解決する」というのが天地創造以来の真理みたくなっています。
でも、もはや世の中は「何でも金ずくで」というスタイルは成立し難い状況になりつつある。
ぶっちゃけ、「労働で払うから、そのぶん税金安くしてくれ」と言いたそうな人も結構いたりします。

他人に何かをやってもらう場合、「代価」というのが必要になります。
今現在の主流、そして最も単純な代価が「お金」なわけですが、さっき言ったような人の場合はそうはいきません。
では、「お金を払えない人は何ひとつ他人には頼めず、全てを自分だけでやらなければならない」のかといえば、そういうわけでもありません。
まぁ、そう思い込んでいる人は少なくなく、自分で自分を孤立の道へ追い詰めていき、絶望するケースは後を絶たないんですが。
でも、それは大きな間違い。
お金以外にも「力々交換」という手段が、人間にはあるんです。
いわゆる「ギブ&テイク」ってやつで、「win-win」と言ってもいい。

「他人の力で自分が救われ、自分の力で誰かが救われる」というのが、つまり力々交換。
そこには、代価の王道とされている「お金」は関与していません。
「誰かの頼みを聞き入れる」という気持ちを持った人間が複数いれば、今すぐにでも行える。
これだったら、どんな経済状況の人であっても孤立することはありません。

この方法をとるために必要なのは、「他人に迷惑をかける度胸」。
フツーに考えると「他人に迷惑をかけること=NG」ですが、「互いに迷惑かけあう」のなら「お互い様」でNG要素は相殺されます。
だから、「相手の迷惑も引き受ける覚悟」がちゃんとあるんだったら、誰かに迷惑をかけてしまってもまぁ「アリ」なんです。
俺も今、色んな人に様々な頼みごとをし、ぶっちゃけ「か~な~り~迷惑をかけまくり~の」状態ですが、かけている分の迷惑はいずれ全てひっかぶるつもりですので、これは「アリ」。
ちゅうことで当事者のミナサマ、そーゆーことなんで今後ともよろしくです。

今回提示した方法論は、「誰かに借りを作るのは絶対にイヤ!」という人には全然役には立ちません。
そうしたミナサマは、これまで通りの「お金を介したやり方」で乗り切ってください。
えぇ、金で解決できる人は今まで通りそうしてください。

425表紙モノクロ

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