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ゲスト出演した映画の記者会見で、柳沢慎吾が「俺、(自分の)過去(の話)大好きなんですよ」と言ってました。
思い出話が好きな人というのは、要は「幸せな人」なんですよネ。
過去が楽しいものだったから「思い出したくなる」し、「他人に語って聞かせたくもなる」わけですから。
もしも不幸な過去しかなかったら「何も思い出したくない」でしょうし、「誰にも何も語らない」はずです。

かくいう俺も慎吾クンと同族。
過去の面白かった話を思い出してはニヤニヤすることがしばしばあります。
と書くと、「楽しい思い出しかない男」と誤解されるかもしれませんが、さにあらず。
俺の頭は「面白かった思い出」しか残らないようにできているんですワ。

「つまらなかったこと」はもちろん「フツーの出来事」までもどんどん消えていくので、高校卒業くらいまでのことはほとんど忘れてしまっています。
だから、クラス会とかはおっかなくて行けません。
話しかけられても「えーと、どちらサンでしたっけ?」となる可能性が大なモンですから。

その代り、小学生の時に聞いたしょーもないギャグとか、中学生のときのくっだらないダジャレとかはものすごく鮮明に憶えてるので、俺の記憶組織というのは基本「役立たないこと」にこそ意味を見出すようです。
この価値づけが逆(=役立つことのみ記憶する)だったら、ひょっとすると今頃は一国の宰相くらいにまで上り詰めてたかもネ。

柳沢慎吾が80年代初めに「ラジオたんぱ」(現・ラジオNIKKEI)でやってた公開生番組『ヤロメロジュニア出発進行!』を、よく学校サボって観に行ってましたが、それは「面白かった思い出」として記憶に刻み込まれてます。
また、この番組では水島裕の担当日に、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが「アニメージュ編集部のトシちゃん」としてレギュラー出演してましたが、コッチもまた忘れられないなァ~。

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