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「オンナは感情に左右されて困る。もっとオトコみたく理論的になれんものか」というようなことを言うヒト(たいていオトコ)がいますが、どうも聞いててマユツバくさい。
オトコだってかなり感情に左右されてるわけで、昨今の世論の怒りに先導された口汚さには閉口させられることが多いです。

オトコの物言いには、パッと見「理論的」に見えるものが多いですが、よくよく訊いてみるとただ単に「理屈っぽいだけ」だったりします。
しかもその屁理屈は「自分の臆病さを隠すための詭弁」だったりするから始末に悪い。
正直に「コワイから行きたくない」とハッキリ言やぁいいものを、ヘタレだと思われたくないもんだから、あーだこーだと理屈をこねて、「だから俺は行くべきではないと思うのだ」みたいなことを言うのです。

たとえば俺がどこかの集会なりパーティーなりに参加して自己紹介をした際、女性の多くは好奇心丸出し状態で寄ってくるんですが、男性のほうは「興味津々なのに遠巻きに見ているだけ」というパターンが多い。
訊きたいことがあるならそう言えばいいのに、な~んか腰が引けちゃっているんですね。

臆病なのは「自己防衛本能に優れている」と言い換えることもできるんだから、そんなに恥じることはありません。
だから、もっと正直に「コワイからイヤだ」と言えばいいんです。
戦争というのも「ヘタレだと思われたくない屁理屈ヤロー」が詭弁を重ねた結果、相手との関係性がトコトンこじれて「のっぴきならない状況」になった末に起こったりします。
ヘタレなヤツほど追い詰められたとき、後先考えずに暴発しやすいものなのでネ。

「俺は理論派だ」と思い込んでいる方、ひょっとしたら「ただ単に理屈っぽいヘタレ」なんじゃないかと、一度疑ってみたほうがよいですよ。

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