東京脱出バナー

いま飛ぶ鳥を落とす勢いの少年棋士、藤井聡太六段の逸話。
子ども時代の彼は勝負に負けると、それこそ世界の終わりかと思うくらいに落胆したんだといいます。
普通の子どもが「しょげる」程度だとしたら、もお「死にそうになる」くらいの落ち込みようだったんだとか。

でもまぁ、きっとこういうヒトなんでしょうね、「勝負事で伸びるタイプ」って。
泣きじゃくるくらいに悔しがるその意地が起死回生・捲土重来へのパワーとなるから、その先の勝利を呼び込む。
こんな循環が、昔から星の数ほどの名人・達人を生み出してきたんでしょう。

その点、俺はてんでダメ。
そもそも「勝負ごと」と名のつくモノに一切関心がないんですから。
スポーツだろうがゲームだろうがクジ引きだろうが、「勝つぞ!」と鼻息を荒げたことなんか皆無です。
そんなヤツだから当然ながら通信簿の体育は「1」の常連。
そりゃそーだよね、まったくファイトを燃やさないんだから。

てゆーか、「ファイトを燃やす」ということが恥ずかしいんですわ昔も今も。
「誰かの上に立ちたい方、ハイハイハイ、どーぞお好きに」てな感じで譲っちゃう。
あとは残った自分ひとりでマイペースに行く・・・こういうのが楽なんです。

そんな「他人に勝つこと」に無関心な俺ですが、「自分に敗けること」は嫌いなんです。
なんか矛盾してるように見えるかもしれませんが、俺の中での整合性はとれてます。
前者が「周囲を巻き込む勝負」であるのに対し、後者は「自分の中だけで完結する勝負」。
つまり、俺の好きな「マイペースで事を進めていくこと」ができるわけですね。

メディアを定期発行する、ブログを一定のスパンで更新し続ける、というのは、まさに「自分との闘い」です。
べつにそれで食ってるわけじゃないんで、たとえやめたって生活には困らないし、誰に叱られるわけでもない。
そんな地味目な作業は、俺が「自分に敗けることがイヤ」といった性格だからこそできているんだと思いますよ。

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