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森友問題に付随して浮上してきた「官僚の特殊能力あるある」。
そのひとつに、一般的な「速読」を凌駕する「超速読」というのがありました。
いわく「その能力が高められているから、役人たちは膨大な資料を日々読み込むことが可能なのだ」。

「キリンの長い首」は極端すぎる例としても、生命体の不思議として確かにこういうことはしばしばありますよね。
俺の場合は「興味のない事柄は基本的に記憶できない」体質なんで、複数のオーダーをとっては次々とさばいていくような仕事(代表は飲食業のホール係)はできませんけど、そっち方面のプロの方はじつにみごとにこなしてらっしゃる。
超速読のできる官僚も、洪水のようなオーダーを間違えずにさばけるホールさんも、まさに「環境に応じて脳が進化(特化)した」わけです。

ホール係のバイトを1日で断念した俺ですが、それでもある方面への「脳の進化」はしています。
ただし「無為な方向」へと。
「より役に立たないこと」「よりアホらしいこと」を考える才能がどんどん伸びていき、そっち方面に関してはまるで「息をするように」あるいは「歯を磨くように」はたまた「アクビをするがごとく」きわめて自然なコトとして行なえるのです。

もしもこの能力を小5の頃に得られていたら、俺は今よりもっと面白い人間になれていたろうに。
〇〇〇〇(←小5のときのお笑いライバル)を大きく引き離せていたろうに。
・・・などということを五十路も過ぎてから考えていられる俺は、まさに日本屈指の「無為能力者」であると言えましょう。
こういった進化を遂げた俺の脳がこの先さらにどうなるかは定かではないですが、少なくとも「誰かから尊敬される」ということはないでしょうね、たぶん。
ま、それも人生ってことで。

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