東京脱出バナー

茹でたシラスのパック入りを買うと、一定の割合でちっちゃな「タコ」とか「カニ」とか入ってるじゃないですか。
昔からあれは「当たり」と言われてきたはずなんだけど、最近では「混入異物」と呼ばれてクレーム対象になることもあるんだとか。
この話自体にも驚いたが、俺が長年「常識」であると思っていた「シラスパックの中には色んなものが入ってます」という事実が、常識として流通していなかったことにも驚いた。
日本人の知性とか民度みたいなものはどうなってるんだろうか? と考えると、ますます厭世観が高まって来て怖くなっちゃった。

怖いといえば、「シラス以外が入ってたから返品させろ」という横車でしかないクレームをつける人間が世の中にはいて、それが通ってしまうこともある、って話もなかなか怖い。
こういうのをはね返せない世の中じゃ、客商売従事者はますますなり手が減るだろうなぁ。

もう40年近くも昔、オリビア・ニュートン・ジョンが日本のイルカ駆除に抗議して来日公演を中止したことがありました。
その時に女優の冨士眞奈美が、コメンテーターをやっていたワイドショーの中で「あたしの地元(静岡)じゃフツーにイルカを食べてるわよ。そんな文句をつけてくる人は来日してくれなくて結構!」的なことを毅然と言ってて「アッパレ!」と思いましたけど、今じゃこれは「テレビ的に」アウトでしょうねぇ・・・。

シラスの話には「甲殻類アレルギー持ちの人間だっているんだから、シラス以外が入ってたら困るんだ!」という反論もあるでしょうが、だからこそ「シラスパックの中には色んなものが入ってます」という事実を「常識」として普及させる必要があるんです。
シラス「以外」が入ってると困る人は、最初から「シラスパック」は買わない。
こうするのが売る側・買う側双方ともに一番ハッピーなはずです。

それでもダメなら最後の手段として、商品名を「シラス」ではなく「シラスとか」にするしかない。
「シラスとか」なら、さっき挙げたようなクレームが仮についても「だから何?」と言えますからね。

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