東京脱出バナー

SNSの発達は、人類に様々な変革をもたらしました。
その最たるものが「ホメの要求」です。
つながってる相手の書き込みを常時チェックし、何か上がったらソッコーで「いいね」をつけないと「非礼」、もっといえば「人間性に問題あり」にされてしまいかねない。
こんなドエライ時代、人類史においてかつてあったでしょうか?

いや、俺だって人並みの思考や感情を持った人間ですからね、心から「いいな」と思える書き込みにだったら「いいね」のボタンを押すこともやぶさかじゃない。
というか、押すでしょう。

しかし「腹減った」とか「眠たい」というんじゃねぇ・・・。
アカの他人の生理現象をいちいち称賛してた日にゃキリがないっす。
ヘタすると「屁、した」みたいなのもあって、「なんで俺が他人の肛門事情にまで関わらんとならんのだ」と空しい気分になります。

昔、まだmixiってのが全盛だった頃、「足跡だけ残して何も書き残してかないのは失礼だ!」と憤ってた人間がいて、それが決して少数ではないらしいって事実に慄然としたことがありました。
こちらに足跡が残されていたんで、どんな相手か確認に行ったが、「屁、した」程度のことしか書かれてなかったら黙って引き返した・・・みたいな場合でも、訪れた者は「はじめまして」みたいなことを書き込まないとイカンの?

もしも「他人を見てもホメないのは悪徳」みたいなのが2010年代ニッポンの常識とかだったら、俺は一日も早くタイムマシンが発明されることを祈りますわ。

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