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NHKが、自局制作のテレビアニメを初めて放送したのは1978年のこと。
第一号作品は、まだブランド化する前の宮崎駿氏の初監督作品『未来少年コナン』でした。
「えっ! NHKがアニメを放送!?」と、当時かなりの驚きを世間にもたらしてたなぁ。

思えばあれが「NHKが従来の枠をはずしはじめた最初の出来事」、ありていに言えば「民放化の第一歩」だったわけです。
つまり今年、2018年は「NHKの民放化40周年」ということになります。

昨今は「受信料徴収のあこぎさ」などが批判を受けているNHK。
どこぞの家電メーカーの株主総会で「NHKの映らないテレビを作れ!」という要望が上がった、みたいな話も聞きます。
「いや、大切な公共放送なんだから、金を払って守らないとダメだろ」という意見もありますが、そもそも「公共放送」って何でしょう?

さっき言った「民放化」とは、いうまでもなく「悪意を持った表現」です。
アニメとかお笑い系とか、現在のNHKのプログラムはほとんど民放と区別がつかない。
また、局員の行状も「悪い意味での民放化」が進んでる感じです(アニメ『おじゃる丸』関連のゴタゴタとか)。
「いや、ゴールデンタイムに福祉系の番組とかを流すのは民放には出来ない業だ」と擁護する声もあるでしょうが、それが「特定方向に偏向してしまっている」としたら、むしろ害悪です。

NHKの始末に悪いところは「世間的な権威となってしまっている」ところ。
「NHKは正しい報道しかしない」と考えてる人は結構いて、そういう方々は放送内容を無批判に信じちゃったりするんです。

ということで、一番いいNHKの在り方は「受信料を月100円にして、その範囲内で作れる番組のみ流す」ではないでしょうか?
月100円だったらまぁ出すのも大変な額じゃないし、それだって全戸分集まればかなりの額になります。
「無駄なバカ騒ぎ番組」は民放に任せ、NHKは1周まわって「本来の公共放送のあるべき姿」に戻ってみたらいかが?

結果、「ニュースと天気予報だけの局」になったって、それはそれでいい。
民放では「報道のバラエティ番組化」が行き過ぎているから、昔みたく「ニュース番組然としたニュース番組」にしたほうが、かえって価値があると思います。
視聴者が頼んだわけでもないのに「金のかかるバカみたいな番組」を勝手に作り、あげくにその代金を居丈高にむしり取りに来るなんて、「悪徳商法」もいいとこです。

「こんな番組の制作費に回されるなら、こんな奴の出演料に回されるなら、ワシは受信料なんて払わんぞ!」という方も、この案だったらまぁ納得するんじゃないかしらん?

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