東京脱出バナー

全国には「ブランディングされた移住先」というのが何カ所かあって、結構な人気を誇っています。
熱湯エリアに決める前の俺はそうした情報にけっこう左右されていて、だから「東京を出るぞ!」と決めてから6年間も、どこに行くかが決まらなかったわけです。

「ブランディングされた移住先」の中には「自然災害を受けにくい土地」とされているところが少なくありません。
けれども昨今の気象状況の激変は、そうした「安全神話」を容赦なくブチ壊しつつあります。
ずっと「安全だ」と言われてきた地域が、地震で、大雨で、未曽有の被害を受けたりしている。
こうなると、もはや「これまで安全だったから」という理由の信憑性は無に帰したとしか言いようがありません。

俺の出身地は静岡で、幼少期からずっと「東海大地震がもうじき来るよ」と言われ続けてきました。
そのせいで、子どもたちは地震方面にはきわめてシビアなリアリストだったりします。
学校のイス用座布団が「防災頭巾」と兼用になってるような生活環境ですからね、シビアなリアリストになるなってほうが無理な話です。

で、思ったんですが、今後の移住先のトレンドは「これまで安全だった土地」ではなく、「災害に対してぬかりのない土地」になってくんじゃないですかね?
というか、日本全国、もはや「安全な土地」なんてものはもう無く、どこであろうが「被災は他人事ではない」と考えるべきでしょう。

そう考えると、自分の行き先を熱湯エリアに定めたのは、なかなか良い選択だったのかもしれないと思います。
もっとも、それは「たまたまの偶然の連鎖の結果」なんで、べつに俺の賢さの成果なんかじゃ全然ありませんけどね。

ブック 1.indb

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