東京脱出バナー

ひと口に「イナカ」といっても、色んな意味がありますね。
「郷里」という意味のイナカもあるし、ただ単なる「のどかな僻地」・・・そう、「田舎」という字の体現している「田んぼ(田)のかたわらに家(舎)がある」みたいな場所もあるわけです。

しかし、一番タチの悪いのは「外来の価値観を認めないムラ社会」という意味のイナカ。
これは物理的な条件や制限がなく、東京23区内にも結構あったりします。
たまに聞きません?「町内のドン」みたいな恥ずかしい存在に牛耳られている街とか(笑)。

いや、笑いごっちゃない。
この世で一番始末に悪いのは「東京出身のイナカモン」なんです。
「東京で生まれた」ということを特権であるように勘違いし、自分らの狭~~いムラのルールをあたかも「日本の常識」であるかのように他人に押し付けてくる。
こういう輩、会ったことないですか?

この種の人物は「東京」を神格化し、「文化の中心」みたく捉えがちだけど、江戸幕府の開闢まで遡ったところでたかだか400年チョイしか経ってないわけだから、そんなに歴史があるわけじゃない。
「おいらンち、代々の江戸っ子だぜ」とか言われたところで、「だからなんだ?」でしかないわけです。

まぁ、人間の多い東京でイナカモンに何かされた場合ならば他に助けを求めることもできますが、「僻地に引っ越してから、そこがイナカモンの巣窟だったと気付いた」みたいなのは悲劇ですね。
なんせ住人が少ないから、「全員がイナカモンのドンに仕切られてる」みたいなこともありうる。
何年か前に、「21世紀の津山三十人殺し」みたいな事件が起きたことがありましたが、最悪の場合、ああした結果にもなりかねない。

昨今は「イナカ暮らし」というのがブームですが、そこがどの種類のイナカなのかをキッチリ調べないで移住すると、後で泣くことになるかも。
俺の場合は生まれてこのかた「町場」でしか暮らしたことがないので、ぶっちゃけイナカにはなじむ自信がない。
だから、大都市とイナカの中間くらいの場所に行こうと思ってるわけですね。

ブック 1.indb

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