東京脱出バナー

戦時下の日本の体制が、戦後あれほど嫌われた(進駐軍をあたかも解放軍のように捉えた人もいた)のは、「お国のために!」の美名のもと、ドサクサまぎれにロクでもないことをした奴がアチコチにいたからだと思います。
そういう輩は「大義を隠れ蓑に私欲を満たしていた」わけですね。

それからもう70余年が経ちましたが、その種の輩は今でも健在です。
主な生息場所は、国家的ナンタラとか社会的カンタラだとかの現場。
卑近な例を言えば「東京オリンピック」の周辺でしょうか。
「オリンピック成功のためなんだから、個々のエゴは捨てて協力すべし!」
このようなことを鼻息荒く口にするのは、戦時中の憲兵の生まれ変わりかもしれないので要注意です。

あと、人権擁護運動なんかの現場にも注意しましょう。
人権擁護の名のもとに、反対派の人権を平気で蹂躙する人間もいますので。
「愛国心はならず者の最後のより所」なんて言葉がありますけど、最近は愛国心の部分に「人権」を入れても成立するでしょう。

要するに「正義」というものを恥ずかしげもなく振りかざせる奴はヤバい、ってことですね。
だから俺は、誰かを選ぶ必要にかられた場合には、「誰よりも正義を語らず、誰よりもユーモアのある者」を選ぶことにしています。
そう、「ユーモア」というのは、その人の知性のバロメーターですので。

「お国のため」「正義のため」「人権のため」
このようなフレーズを好む人間とは、できるだけ疎遠でいたほうが「身のため」ですよ。

ブック 1.indb

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